興味深いデータ: 第13回出生動向基本調査 http://www.ipss.go.jp/ps-doukou/j/doukou13_s/doukou13_s.asp http://www.ipss.go.jp/ps-doukou/j/doukou13_s/Nfs13doukou_s.pdf個人的に注目は、「異性との交際」「年齢別にみた、未婚者の性経験の構成比」。 …

マッチョ三段論法:「俺に出来たのだから誰にでも出来る。誰にでも出来るのだからお前もやれ」「○○くらい誰にでも出来る」という物言いは傲慢だ。東大生は謙遜のつもりで「東大くらい誰でも入れる」と言うけれど、本心では努力と才能のたまもの(後者の比率…

「成功本を読んで成功した人はいない」

twitterのタイムラインで、標題のようなことを言っている人がいた。実際、僕も、そのように思う部分がある。様々な分野における成功者の方々は数多いが、「成功本」の類を読んだおかげで成功した、という話はあまり聞かない。本屋には「成功本」が溢れている…

法律入門の第一歩:『六法で身につける 荘司雅彦の法律力養成講座』

荘司雅彦の法律力養成講座作者: 荘司雅彦出版社/メーカー: 日本実業出版社発売日: 2009/01/24メディア: 単行本購入: 14人 クリック: 170回この商品を含むブログ (34件) を見る 本書は、弁護士・荘司雅彦氏による、六法の入門書。そして、「法学」ではなく、…

『お金と生き方の学校』を読んだ

お金と生き方の学校 (新しい社会のための教科書)作者: 新田ヒカル出版社/メーカー: サンガ発売日: 2009/06/25メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 7回この商品を含むブログ (11件) を見る 投資家・新田ヒカル氏による、「お金と生き方」をテーマにし…

法実務の入門書:『法律の使い方』

法律の使い方作者: 柴田孝之出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 2005/06/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 16回この商品を含むブログ (11件) を見る 本書は、法実務家を目指す人のための、「道具としての法律」の使い方を説く本。 では、法実務家とはど…

都会のファンタジー:『1973年のピンボール』

1973年のピンボール (講談社文庫)作者: 村上春樹出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/11/16メディア: 文庫購入: 13人 クリック: 68回この商品を含むブログ (287件) を見る 村上春樹をジャンル分けするなら、「ファンタジー」だろう。ただし、その舞台は現代…

「論理」印のヒーロー活劇:『チーム・バチスタの栄光』

チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599)作者: 海堂尊出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2007/11/10メディア: 文庫購入: 9人 クリック: 132回この商品を含むブログ (565件) を見るチーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞…

『眠っている力を目覚めさせる最短法則』を読んだ

【図解】眠っている力を目覚めさせる最短法則作者: 荘司雅彦出版社/メーカー: ベストセラーズ発売日: 2009/05/16メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 4人 クリック: 15回この商品を含むブログ (7件) を見る 荘司氏の既刊全てを読んだわけではないが、これ…

アニメの海外展開について

弾さんが何をもって「irresponsible」としているかは判然としないけれども。 世界中が日本の返事を待っている - 書評 - アニメ文化外交 キャプテン翼のアニメ版は、原作漫画の大ヒットの副産物であって、「キャプテン翼」という総合的コンテンツの一部門に過…

『高校生の勉強法』を再読した

最新脳科学が教える 高校生の勉強法 東進ブックス作者: 池谷裕二出版社/メーカー: ナガセ発売日: 2002/04/01メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 17人 クリック: 281回この商品を含むブログ (64件) を見る 池谷裕二氏の著書は色々あるが、効率の良い学習…

『不透明な時代を見抜く「統計思考力」』を読んだ

今年の22冊目。不透明な時代を見抜く「統計思考力」作者: 神永正博出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン発売日: 2009/04/15メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 18人 クリック: 294回この商品を含むブログ (117件) を見る 統計の分析手法に…

できる者は、実行する。できない者は、××する。

名著『マーフィーの法則』のなかで、教育論に割かれた章の冒頭に表れるのが、次の法則です。 H・L・メンケンの法則 できる者は、実行する。 できない者は、教える。 H.L.MENCKHEN'S LAW: Those who can, do. Those who cannot, teach. 本書を初めて読んだ…

『夢を実現する技術』を再読した

夢を実現する技術 (PHP新書)作者: 藤沢晃治出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2007/12/14メディア: 新書 クリック: 6回この商品を含むブログ (14件) を見る個人的に気になった部分のみ抽出。要約ではない。 初期抵抗のメカニズムを知れ:新しいことを始める…

『脳を活かす! 必勝の時間攻略法』を再読した

脳を活かす!必勝の時間攻略法 (講談社現代新書)作者: 吉田たかよし出版社/メーカー: 講談社発売日: 2003/06/21メディア: 新書購入: 2人 クリック: 34回この商品を含むブログ (56件) を見る再々読の手間を省くための自分用メモ。1.脳の活性化 全身を使った「…

『決弾』を読んだ

今年の21冊目。決弾 最適解を見つける思考の技術作者: 小飼弾,山路達也出版社/メーカー: アスペクト発売日: 2009/03/23メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 73回この商品を含むブログ (50件) を見る著者ブログに詳細な目次があるので、そちらも参照のこと。…

ひとりぼっちのカウボーイ - My Lonesome Cowboyとオタクの欲望

改めて村上隆の作品「My Lonesome Cowboy」を見てみると、これすごいなと素直に感心した。この作品、フィギュアという形で過不足なく「オタクの欲望」を表現しきっているのだ。 その欲望とは何か、というと、次の2点に集約される。 (1)性欲 (2)西洋的な…

『芸術起業論』を読んだ

今年の20冊目。芸術起業論作者: 村上隆出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2006/06/01メディア: 単行本購入: 22人 クリック: 322回この商品を含むブログ (190件) を見る本書は、現代美術の入門書ではない。「アートはビジネスなのだ」という身も蓋もないことを…

『伝わる・揺さぶる! 文章を書く』を読んだ

今年の19冊目。伝わる・揺さぶる!文章を書く (PHP新書)作者: 山田ズーニー出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2001/11/01メディア: 新書購入: 49人 クリック: 391回この商品を含むブログ (226件) を見る「おとなの小論文教室。」の山田ズーニー氏の著書。彼…

『七瀬ふたたび』を読んだ

今年の18冊目。七瀬ふたたび (新潮文庫)作者: 筒井康隆出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1978/12/22メディア: 文庫購入: 11人 クリック: 349回この商品を含むブログ (174件) を見る「超能力バトルもののはしり」とも聞くが、あまりSFには詳しくないため、…

『週3回×3カ月 最短で筋肉BODYをつくる』を読んだ

今年の17冊目。週3回×3カ月 最短で筋肉BODYをつくる作者: 保田尚紀出版社/メーカー: 池田書店発売日: 2003/04メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 4回この商品を含むブログ (6件) を見るブックオフオンラインで購入。既に絶版。タイトルに惹かれ、現物を…

『小心者の技術』を読んだ

今年の16冊目。小心者の技術―態度のデカいヤツに負けない方法作者: 藤沢晃治出版社/メーカー: 大和書房発売日: 2006/02メディア: 単行本 クリック: 12回この商品を含むブログ (8件) を見る「どんな性質でも強みになる」ことの良い実例というべきか。まあ、…

『小飼弾のアルファギークに逢ってきた』を読んだ

今年の15冊目。小飼弾のアルファギークに逢ってきた (WEB+DB PRESS plusシリーズ)作者: 小飼弾出版社/メーカー: 技術評論社発売日: 2008/04/14メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 19人 クリック: 834回この商品を含むブログ (195件) を見るタイトルの…

『頭は必ず良くなる』を読んだ

今年の14冊目。頭は必ず良くなる (ワックBUNKO)作者: 日垣隆出版社/メーカー: ワック出版発売日: 2006/12/18メディア: 新書 クリック: 5回この商品を含むブログ (9件) を見る日垣隆が、学習・教育に一家言ある人たちを集め、話を聞いた対談集。その面子は…

『「逆」読書法』を読んだ

今年の13冊目。「逆」読書法―読まなくていい本を、読まずにすます方法 (知的生きかた文庫)作者: 日下公人出版社/メーカー: 三笠書房発売日: 1999/12メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見る弾さんが紹介してて、面白そうだったのでブ…

商品の馬に乗る、ということ

ろくに働いてないのに月収60万円だけど質問ある? これ、『勝ち馬に乗る!』にあった「商品の馬に乗る」というやつだな。スレでも>>1に対して「やっぱ>>1はすげえよ、俺たちとは違う」系のレスが散見されるけど、>>1が他の人と決定的に違う点を挙げるとする…

『銀河ヒッチハイク・ガイド』を読んだ

今年の12冊目。銀河ヒッチハイク・ガイド (河出文庫)作者: ダグラス・アダムス,安原和見出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2005/09/03メディア: 文庫購入: 39人 クリック: 347回この商品を含むブログ (370件) を見る本書は、SFの世界では古典といっても…

『海馬』を再読した

海馬 脳は疲れない (新潮文庫)作者: 池谷裕二,糸井重里出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/06/26メディア: 文庫購入: 36人 クリック: 434回この商品を含むブログ (330件) を見るとても刺激的な一冊。池谷裕二氏の本はいくつも出ているけど、本書が一番読み…

『国家の罠』を再読した

国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて (新潮文庫)作者: 佐藤優出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/10/30メディア: 文庫購入: 35人 クリック: 235回この商品を含むブログ (204件) を見る小沢氏の件で、「国策捜査」という言葉が飛び交っていたことから…

『勝ち馬に乗る!』を読んだ

今年の11冊目。勝ち馬に乗る! やりたいことより稼げること作者: アルライズ/ジャックトラウト,高遠裕子出版社/メーカー: 阪急コミュニケーションズ発売日: 2007/02/01メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 1人 クリック: 36回この商品を含むブログ (28件) …